平成 18 年 11 月 7 日
学校園の子どもにかかわるすべての皆様へ
堺 市 教 育 委 員 会 |
委 員 長 |
阪之上清以彌 |
委員長職務代理者 |
東 嘉 信 |
委 員 |
大國 美智子 |
委 員 |
田中 正三 |
委 員 |
高 橋 保 |
いじめ緊急アピール
−悲しみを繰り返さないために−
今、いじめを苦に尊い命を自ら絶つ子どもたちが相次いでおり、社会に大きな衝撃と深い悲しみをもたらしています。
私たち堺市教育委員は、このことを深く受け止め、いじめに苦しんでいる子どもたちのため、また、このような事件を繰り返さないため、子どもにかかわるすべての皆様に、私たちの皆様に、私たちの思いを申し上げます。
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一、 |
「いじめは人間として絶対に許されない」と、毅然とした態度ですべての子どもに接してください。「友だちをいじめてもよい理由は、この世の中には、一切ない」ことを明確に伝えてください。 |
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一、 |
「いじめは、どの子どもにも、どの学校にも起こり得る」という認識をもち、子どもが発する小さなサインを見逃さずに敏感に感じとり、早期に発見してください。いじめを受けている子どもの痛みを正面から心で受け止めてください。 |
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一、 |
いじめを発見したときは、一人で抱え込むことなく、情報を共有し、組織的にすばやく対応してください。 |
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一、 |
いじめの問題を解決するためには、保護者との連携が大切です。保護者の思いを受け止め、ともに行動するようにしてください。 |
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一、 |
どんなに苦しいことがあっても、あなたは決して一人ぼっちではないことを伝え、自ら命を断つようなことがないよう子どもに訴えてください。 |
私たち教育委員は、未来にむかって生きていく堺の子どもたちの命を輝かしいものにするために、積極的に取り組みます。 |