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  ポートボールルール
 

オフィシャルズマニュアル

    堺市ポートボール連盟版

 

1.オフィシャル・得点係の心構え・構成

オフィシャルは審判を補佐し、審判とともにゲームを公正に、円滑に進行させるという重要な役割を担う。

主な役割として、

(1) 記録係 (スコアシートの記入)
(2) デジタイマー係 (デジタイマーの操作)
(3) サポート係 (ストップウォッチによる時計、記録係の補助)
 オフィシャルは以上の3名で構成する
 
(4) 得点係 (得点板の操作)
 得点係は、2名で構成する

 

2.ゲームの開始と終了

ゲームの開始時は、オフィシャル・得点係が立ち上がって挨拶する必要は無いが、終了時には最終結果を
確認して、すばやく審判に試合結果を知らせた後、プレイヤーが挨拶する時には、立ち上がって挨拶する。

 

3.記録係の任務

(1)

スコアシートの記入はゲームの勝敗を明らかにする重要な仕事であり、ゲーム中の出来事を一つひとつ確認して正確に記録していくことが大切である。
どんな時でも「確認」を忘れないようにする。

(2)
シュート、フリースローで得点になった時には、決められた方法で記入する。
(3)
休憩時間に選手交代の申告があったときには、交代選手を正確に記入する。
(4)
ゲーム終了時には、記録内容の確認を行い審判に報告する。
(5)
審判が最後にスコアシートにサインすることによって記録係はゲームとの関係を終了する。

 

4.デジタイマー係の任務

(1) 「得点」「タイムイン」「タイムストップ」に合わせてデジタイマーを正確に操作する。
(2) 各クォーター終了前後にシュートを放たれた場合に、審判からその時機を聞かれた時は、自分の確認している時機だけを答える。
(3) デジタイマーの各クォーター終了ブザーが鳴っても、審判が気付かない場合は、審判が確認するまでブザーを鳴らし続ける。
(4) 審判が最後にスコアシートにサインすることによって、デジタイマー係はゲームとの関係を終了する。

 

5.サポート係の任務

(1) デジタイマーが試合中に何らかの故障等によりストップした場合に備え、ストップウォッチにより計時する。
操作は、「タイムイン」「タイムストップ」に合わせて、ストップウォッチを正確に操作する。
(2) オフィシャル席の中央に位置し、デジタイマー係、記録係を補佐し、得点の確認、出場選手のチェック時の確認を行う。
(3) 審判が最後にスコアシートにサインすることによって、サポート係はゲームとの関係を終了する。

 

6.記録係の作業

(1) 出場選手の記録
  1. 第1クォーターに出場する7名の選手がオフィシャル席前に整列した時、選手の背番号に該当する番号欄に「○」印を記入する。
  2. クォーター間の休憩時間に選手交替の申告があった時は、新たに出場する選手の番号欄に「○」印を、退場する選手の番号欄に「×」印を交代するクォーターの該当欄に記入する。
  3. 次クォーター開始前に出場する7名の選手がオフィシャル席前に整列した時、選手の背番号に該当する番号欄に「○」印を記入し、選手交替の申告どおりの選手が整列しているか確認する。
  4. 申告された選手と整列している選手が違っているときは審判に報告し、その指示に従う。
  5. チームで9名以上の選手が確認された場合、次クォーターのオフィシャル席前での選手チェックは必要ない。
   
(2) 得点の記録
  1. シュートが得点と認められた時には、スコアシートの得点欄に「×」印を記入する。
  2. フリースローが宣告された時には、スコアシートの得点欄に「○」印を記入する。
フリースローの一投目が得点と認められた時には、「○」印の上から「/」を記入する。
フリースローの二投目が得点と認められた時には、「○」印の上から「\」を記入する。
  3. 各クォーターの終了時にそのクォーターにおける得点の小計と、前クォーターまでの得点を合わせた累計を集計する。
  4. 各クォーター終了時に、デジタイマー及び得点板に表示されている得点が合っているか確認を行い、記録による得点と違っているときは審判に報告し、「協議の上」誤りを正す。

 

7.デジタイマー係の作業

(1) ゲームは各クォーターの試合時間5分・休憩時間1分・ハーフタイム休憩3分からなり、5分-(休憩1分)-5分-(ハーフタイム3分)-5分-(休憩1分)-5分 で時間設定等の操作を行う。
延長戦となった時は、第4クォーター終了後、1分休憩し、第5クォーターとして3分間試合を行う。延長戦で決着がつかない時はさらに1分間休憩し、第6クォーターとして3分間試合を行う。
それでも決着がつかない時は、各チーム最終出場プレイヤー7名で抽選とする。
(2) ゲーム開始時は、ジャンプボールの時にどちらかのジャンパーの手が最初にボールに触れた時、スタートボタンを押し、時計を進める。
やり直しの場合は、時計を元に戻す。
(3) シュートが得点と認められた時(審判が笛を鳴らしてカウントの合図をする)は、審判に判るように手を挙げて、得点であることを確認したことを知らせ、得点ボタンを2度押し2点を加算する。
(4) フリースローが得点と認められた時(審判が笛を鳴らしてカウントの合図をする)は、審判に判るように手を上げて、得点であることを確認したことを知らせ、得点ボタンを1度押し1点を加算する。
(5) 試合中に何らかの自由により審判が「タイムストップ」を宣言(ストップのコールとジェスチャー)及び、フリースローコールをした時は、速やかにストップボタンを押して、時計を止める。
このとき操作が遅れて時計が進んだ時は、審判及びサポート係(ストップウォッチ操作者)に時間を確認して合わせる。
(6)

再度時計を進める(タイムイン)方法には以下の2通りがある。
1.ジャンプボールによる場合 〜 ゲームの開始と同じ
2.スローインによる場合   〜 プレイヤーの手からボールが離れた時

審判の合図(挙げていた手を振り下ろすなど)をよく見ること。

(7) チェンジコート(第3クォーター開始時)のときはチェンジコートボタンを押し、左右の得点を入れ替える。
(8) 各クォーターの終了時は、時計が「ゼロ」でブザーが鳴る。
しかし、ゲーム中は応援などによりブザーの音が聞こえにくいことが多いので、審判が気付くまでブザーボタンを押して知らせる。
(9) 各クォーター終了の前後にシュートが放たれた場合、審判からその時機を聞かれる場合があるので、各クォータ終了間際は十分注意し、自分の確認している時機だけを答える。
(10) 各クォーター終了後に放たれたシュートについて、審判がブザーに気付かず得点とコールをした場合、オフィシャル席が審判に伝える。

 

8.フリースロー時のタイムストップについて

(1) すべてのフリースローについては、審判が「フリースローコール」を告げると同時に「タイムストップ」する。
(2) フリースロー終了後、スローインのボールがプレイヤーの手から離れると同時に、「タイムイン」とする。
(審判はタイムインのジェスチャー〔腕を振り下ろす〕をする。)

 

9.オフィシャル・得点係の審判との合図について

(1) オフィシャルは、すべての「得点」・「タイムイン」・「タイムストップ」には手を挙げて審判に確認の合図をする。
(2) 得点係は、自分の担当するチームの得点が入った場合には、手を挙げて審判に確認の合図をする。

 

 

ポートボールスコアシート 参考例

 

途中経過 例

 

試合結果 例