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ポートボール ルール

    堺市こども育成協議会発行(平成15年4月改正版)

 

1.コートと用具

(1) ゴール台  高さ42cm タテ(長い)50cm ヨコ(短い)40cm

(2) 試合球   教育用 2号(ゴム製)

           ボールのはずみは、約1.8m(ボールの最低点)から落とし、
           ボールの最高点が床から1.4m〜1.2mである。

2.競技方法

(1) 2チームが同じコートに入り混じり、1個のボールを争いパス・ドリブルでボールを進め、
味方のゴールマンに ボールを投げ渡して得点し、一定時間内に得点の多いチームを
勝ちとする。
     
(2) ルール
1. 試合人数
1チーム7名(ゴールマン1名・ガードマン1名・プレーヤー5名)、補欠7名の計14名とする。
2. 試合時間

第1クォーター 5分
 1分休憩
第2クォーター 5分
 3分休憩(チェンジコート)
第3クォーター 5分
 1分休憩
第4クォーター 5分

の4クォーター制にする。

第4クォーターを終わって 同点の場合は、1分休憩後、3分の試合を行う。
その場合は、チェンジコートを行わない。
それでもなお同点の場合は再び1分休憩後、3分の延長戦を行う。
この場合はチェンジコートをする。
それでもなお同点の場合は、延長戦終了時に出場していた選手7人ずつで
抽選を行い勝敗を決する。

  3. 時計のストップ  
     

試合中の全てのフリースロー及び審判がテクニカルファウルを宣言したとき。
ボールがコート外の遠くまで転がったり、選手が負傷した時等、試合の進行に
支障があると審判が判断した場合
、時計を一時ストップすることができる。

  4. 選手交代  
      3回の休憩時(クォータータイム・ハーフタイム)に行うことができる。
但し、交替する選手はオフィシャル席に報告しなければならない。
(選手が9名以上出場した後は報告しなくても良い)
  5. 出場選手  
      1試合に1チーム最低9名以上が出場しなければならない
プレイ中の選手が負傷した場合、審判が出場不能と認めればクォーター途中でも
選手の交代ができる。但し、選手の出場人数のカウントについては負傷選手が
そのクォーターを出場したものとし、途中出場した選手はカウントされない。
  テクニカルファウルで退場させられた選手に対する交代選手は認められない。
(1人退場させられた場合は、その試合中は6人で試合を続行する)
  6. チェンジコート  
      第3クォーターのはじめに行う。
  7. ガードマン・ゴールマンの交代
      1クォーター中(クォーター途中)にガードマン・ゴールマンの交代は認められない。
  8. 試合開始  
    各クォーターともセンターサークル内でのセンタージャンプにより開始する。
    1. ジャンプボール  
      両チームの2人のプレーヤーの間に、審判がボールをトスアップして行う。
ジャンパーはボールが最高点に達してからタップする。
タップは2回までできる。
ジャンパー以外のプレイヤーはボールがタップされるまで、サークルの外に
いなければいけない。
    2. ジャンプボールの反則  
      ジャンパー以外のプレイヤーはボールがタップされるまで、定位置を離れたり、
ラインを踏んではいけない。
ジャンパーは、ボールを片手でタップしなければならない。
ジャンパーはボールが他の8人のプレイヤーや床等に触れるまでは続けてボールに
触れてはいけない。
ジャンパーがラインを踏んでからジャンプした場合は相手ボールとなる。
(ジャンパーがタップ後の着地時はラインを踏んでもかまわない)
相手側ジャンパーにプッシング等のファールをした場合、相手ボールとなる。
3回以上タップした場合、相手ボールとなる。
こぶしでタップした場合、相手ボールとなる。
    3. ジャンプボールのやり直し
      トスアップしたボールがどちらのジャンパーにもタップされず、床または他の
プレーヤーに触れたとき。
双方のジャンパーがラインを踏んでジャンプした場合。
両ジャンパーが同時にタップした後、他のプレーヤーに触れずにコート外に出た時。
    4. ゲームウォッチの操作  
      試合開始のジャンプにトスアップされたボールが違反無くタップされた時点で
ゲームウォッチをスタートする。
(やり直しの場合はゲームウォッチを0に戻す)
   
(3) 得点となる場合(シュート2点・フリースロー1点)
  1. ゴールマンがボールを完全に捕球したとき。
  2. ガードマンが相手シュートの際、ゴールマンの体に触れたとき。
  3. ガードマンが相手シュートの際、ゴールゾーンのゴールラインを踏んだり その中へ入ったとき。
  4. ゴールゾーン及びガードゾーン外のコート内でバウンドしたボールをゴールマンが 完全に捕球したとき。
  5. ゴールマンがシュートボールをゴール台に手を着きながら補給した場合でも、
捕球後体勢を立て直して完全に捕球したとき。
  6. 各クォーター終了の笛が鳴る直前にシュートされたボールが、
終了の笛が鳴った後であってもゴールマンが完全に捕球したとき。
 
※ 
得点となった場合は、エンドライン外から得点されたチームのスローインとなる。
     
(4) 得点とならない場合  
  1. ゴールマンがシュートを補給した後、そのボールが直接台に触れたとき。
  2. シュートボールがガードゾーンでバウンドした後、ゴールマンが捕球したとき。
  3. シュートボールが台にバウンドした後、ゴールマンが捕球したとき。
  4. ゴールマンが完全に補給しても、シュートしたプレーヤーがガードラインを踏んだり越えたりしたとき。
  ※ 得点にならなかった場合、サイドライン外から最後にボールに触れたチームの相手側のスローインとなる。
     
(5) フリースロー  
  審判はフリースローの選手を指定する。フリースローは2投であり、
フリースローラインのすぐ後ろの位置から5秒以内に行う。
フリースロー2投後は、成功不成功にかかわらず相手側ボールで再開。
  (テクニカルファールによるフリースローの場合を除く)
  1. 審判がフリースローを宣言した時点から再開まで時計は止まる。
  2. 2投目が成功の場合はエンドライン外よりスローインで再開。
  3. 2投目が不成功の場合、サイドライン外よりスローインで再開。
     
(6) バイオレーション  
  テクニカルファール・パーソナルファール以外の反則をいい、相手側ボールで
サイドライン外からのスローインで再開する。
  1. アウトオブバウンズ
    1. ボールをライン外に出した場合
      ライン外に出たボールが床に着く前に、ライン外にいたプレーヤーに触れた場合は、
ライン外でボールを保持したとみなされ、そのプレーヤーのバイオレーション。
    2. コート内のプレーヤーが、ライン外に出たボールが床に着く前に触れても、
どちらの足もライン外の床に接地していなければアウトオブバウンズとならない。
  2. ダブルドリブル
    1. .ドリブルを途中で止め、再びドリブルした場合。
    2. .両手で同時にボールをついたとき。
    3. .ドリブルの途中で片手または両手で支え持ったとき。
    4. .ドリブル後つかみそこなって、再びボールに触れたとき。
  3. トラベリング
    1. ボールを保持して3歩以上歩いたとき。(プレーヤーがボールを静止して捕球した場合、2歩と数える)
    2. .ピポットフット(軸足)と床の接触点が移動したとき。
  ※トラベリングとならない場合
    1. ボールを保持しているプレーヤーの手又は、膝及び尻などが床に着いていても、
軸足が床から離れなければトラベリングとならない。
    2. ボールを保持しているプレーヤーの手又は、膝及び尻などが床に着いていても、
軸足が離れると同時にボールを手から離せばトラベリングとならない。
    3. ピポットフットの裏全体が接触点であり、つまさき又は、かかとを必要な方向に
向けて方向転換してもトラベリングではない。
  4. オーバータイム
    1. プレーヤーが5秒を超えてボールを持ち続けたとき。
    ※ スローイン・フリースローにも適用される
    ※ ガードマンにも適用される。(ガードマンはドリブル中も秒カウントされる)
  5. ラインクロス
    1. サイドライン・エンドライン・ゴールライン・ガードラインを踏んだり越えたりしたとき。
    2. フリースロー時、フリースローラインを踏んだり越えたりしたとき。
    3. ジャンプボール時、センターラインを踏んだり越えたりしたとき。
  6. キックボール
    故意に足でボールをけった場合。(偶然に足に触れた場合、キックボールではない)
     
(7) ファウル  
  ファウルにはテクニカルファウルとパーソナルファウルがあり、相手側にフリースローを
与える場合と、 相手側ボールでサイドラインからのスローインを行う場合がある。
  テクニカルファウル
  1. スポーツマンらしくなく悪質と判断されるファウル
    1. 審判が一度注意し、二度目のときは退場させることもある。
    2. プレーヤーだけでなく、監督及び応援団にも適用される。
    3. テクニカルファウルが適用されるとその都度フリースローを与える。
  パーソナルファウル 身体接触によるファウル(ボールを持ってないプレーヤーにも適用)
  1. ホールディング
    1. 相手をおさえて行動の自由を妨げたとき
  2. プッシング
    1. 相手を押したとき
  3. チャージング
    1. ボールを持ったプレーヤーが相手に突き当たったとき
  4. トリッピング
    1. 相手をつまずかせたとき
  5. ハッキング
    1. 相手をたたく事
  6. ブロッキング
    1. 体を使って相手プレーヤーの進行の邪魔をしたとき
   
(8) 相手側にフリースローを与える場合
  1. テクニカルファウルをおかしたとき。
  2. 第4クォーター及び延長戦においてパーソナルファウルをおかしたとき。
  3. シュート体勢のプレーヤーにファウルをおかしたとき。
  4. 守備側のプレーヤーがシュート体勢のプレーヤーを防御しながらガードラインを踏んだり越えたり したとき。
  5. ガードマンが相手側のシュートの際、ガードライン及びエンドラインを踏んだり越えたりして シュートを妨げたとき。
  ※ 3〜5でシュートが成功した場合は、フリースローを与えない
   
(9) ヘルドボール
  1. プレーヤーが同時にボールをつかんだ時、一番近いフリースローライン又は、
センターサークルで両者によりジャンプボールを行う。
  2. ガードマンとプレーヤーが同時にボールをつかんだ場合も、ヘルドボールとなる。
但し、ガードマンの代わりによく似た体格の選手がジャンプボールをしても良い。
  ※ ジャンプボールから直接シュートはできない
   
(10) ゴール際でのプレー
  1. ゴールマン
    1. ゴールマンが、シュートボールを床に落として再び拾った時は得点とならない。
ゴールマンがボールを落とした時、そのボールがコートの中にあるならゲームは
続行される。但し、ゴールマンはその落としたボールに触れることはできない。
    2. ゴールマンがガードマンのボールを取った時は得点とならない。
    3. ゴールマンとガードマンが同時にボールをつかんだときは得点とならない。
    4. ゴールマンがシュートボールを捕球して台から落ちた場合は得点とならない。
    5. ゴールマンがシュートボールをジャンプして捕球した時は得点とならない。
   (片足が台についている時は良い)
    ※ 1.〜5.の場合は、全て相手側ボールとなりサイドライン外からのスローインとなる。
    ※ ガードゾーン内でバウンドしたボール及びゴールマンが捕球すれば不利となるボールが
  体の一部に触れる恐れがある時は、ゴールマンは台から降りてそのボールを避ける
  ことができる。
  その場合、最後にボールを触れたチームの相手側にサイドライン外からのスローインを
  与える。
  2. ガードマン
    1. ガードマンが相手側シュートの際、ゴールマンの体に触れた時得点となる。
    2. ガードマンが相手側シュートの際、ゴールゾーンのゴールラインを踏んだり、
   その中へ入ったとき得点となる。
    3. ガードマンが相手側シュートの際、ガードライン及びエンドラインを踏んだりして
   シュートを妨げたとき、シュートが不成功の場合はフリースローを与える。
    4. ガードマンがガードゾーン内でガードした後は、エンドラインを踏んだり
   越えたりしても良い。
    5. ガードマンは、ガードライン・ゴールラインを踏んだり、あるいは越えて手を着いたり
(ラインクロスを) しなければ、コート内にあるボールをとっても良い。
    6. シュートボール以外でガードマンがボールを保持してのガードラインクロス・
   ゴールラインクロスは、バイオレーションを適用する。
  3. 攻撃側プレーヤー
    1. ガードラインを踏んだり越えたりした場合はもちろん、シュート後にガードラインを
   踏んだり越えたりしてもラインクロスとなる。
    2. エンドラインを越えているボールをゴール台の後ろを通してパスすることはできない。
    3. ボールがエンドラインを越えていた場合、シュートはできない。
    4. シュートしたプレイヤーは(シュート後に)エンドライン・サイドラインを踏んだり
越えたりしても良い(シュートは認められる)。
  4. 守備側プレーヤー
    1. シュート体勢のプレーヤーを防御しながらガードラインを踏んだり越えたりした場合、
   そのシュートが不成立のときはフリースローを与える。
  5. その他
    1. シュートボールがゴール台に当たってそのボールがコート内に転がれば試合を続行する。
    2. ゴール台の下にボールが入った場合、ボールデッドとなり最後に触れたチームの
   相手側ボールでサイドライン外からのスローインとなる。
    3. プレーヤーがガードラインを踏んだり越えたり、あるいは越えて手を着かなければ
   ガードゾーン内のボールを取っても良い。
  6. スローイン
    1. スローインとは、コート外からコート内へボールを投げ入れることで、
   得点の場合はエンドライン外から、それ以外はサイドライン外の指定された位置から
   投げ入れる。
    2. スローインの時、コート内の全てのプレーヤーは体のどの部分もエンドライン・
   サイドラインを越えてはならない。(ライン上の空間もラインクロスとなる)
    3. スローインするプレーヤーは、ラインを越えて体をコートの中へ入れても良いが、
   ジャンプしてスローインしてはならない。
  ※ 全てのスローインは、味方のガードマンに直接パスはできない。
   パスをすれば、相手側のボールでサイドライン外からのスローインとなる。
   
(11) 時計のストップ・スタート
  1. 時計をストップする場合
    1. 審判がテクニカルファウルを宣告したとき。
    2. 審判がフリースローを宣言したとき。
    3. 審判が試合の進行に支障があると判断したとき。
  2. 時計のスタート
    1. 時計を止めて行われた全てのスローインボールが手から離れると同時に
スタートする。
    2. 時計を止めて行われたジャンプボールの場合は、タップと同時にスタートする。
   
(12) 試合の再開
  試合再開とは、ゲーム途中に時計がストップされ、再び試合を開始することを言う。
  1. テクニカルファウルの場合
    フリースロー終了後、フリースローを行ったチームボールとしてセンターラインの
  サイドライン外からのスローインから再開する。
  2. フリースローの場合
    1. シュート成立の場合はエンドライン外よりスローインで再開する。
    2. シュート不成功の場合は、サイドライン外よりスローインで再開する。
  3. ジャンプボールの場合
    一番近いフリースローライン又はセンターサークルで両者によりジャンプボールを行う
  4. その他の場合
    一番近いサイドライン外からのスローインで再開する。